(P[か]4-1)誕生日のできごと (ポプラ文庫ピュアフル)

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本棚登録 : 587
レビュー : 61
著者 :
sami0518さん  未設定  読み終わった 

恵里の18歳から25歳までの誕生日とその周辺の日々を描いた小説。

誕生日というのは一年に一回しかない節目の日。
その誕生日に食べたものが印象的に描かれる。

ステキなことが起きたり、
彼氏とうまくいかなくなったり、
就活に苦戦したり。


恵里自身の成長はもちろん、気持ちの変化も丁寧に描写されていました。

やっぱり、加藤さんの心理描写はリアルで共感できます◎


最後に収録されていた柴崎友香さんとの対談もよかったな。柴崎さんも好きな作家さんなので。

―今の自分は、全部自分で選んできたものからできている―


まさに恵里もそう気づくんだ。

今の自分を作っているのは過去にたくさんあった選択で、「たとえば」とか「もし」をいくら言っても
その時そう思ったことは、きっと正解だった。


いくつもの選択肢の中から
自分で選んだことに間違いないなんてない
そう、自分を信じてあげること。


それが大事。


まだまだ人生これからの恵里。
この後も何度も選択の場に立たされると思う。

そんなラスト。

亘とどうなったかはあえて書かれていない。


それは読者の想像、
そして、恵里の毎日が続くことを予感させるラスト。

こういう余韻を残したような感じ、とても好きでした。

レビュー投稿日
2014年5月3日
読了日
2014年4月7日
本棚登録日
2014年3月31日
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