Food Rules: An Eater's Manual

著者 :
  • Penguin Books (2009年12月29日発売)
3.50
  • (0)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 3
3

学生時代に、栄養化学を学んだ(もう20数年前になりますが)者としては、イントロダクション部分を中心に、考えさせられることが多くありました。
西洋式食事への批判などは納得できる所もありますが、伝統的食への盲目的な傾倒、加工食品への一方的な批判については疑問を感じえません。
伝統的な食だけではなく、伝統的な生活習慣にも重きを置いて考えないと、食習慣の変更だけで全てが解決されるような印象をうけます。生きることに多くのエネルギーを必要とするイヌイット、マサイ、インディアンなどの食生活だけを取り出すのではなく、全体的なエネルギーバランスを中心に考えないと、本当の意味での食の議論にはなりえません。

また、長期保存を可能にし、人類の生活を豊かにし続けた加工食品に対して、一方的に批判するような論調には問題を感じます。
確かに、訳のわからない不必要な添加物の入った加工食品は多くありますが、一方 自然の恵みを無駄にすることなく保存するために加工食品にしている場合もあるということを忘れてもらいたくないと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年1月28日
読了日 : 2011年1月28日
本棚登録日 : 2011年1月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする