幸せをはこぶ天使のパン

著者 :
  • 主婦と生活社 (2010年3月1日発売)
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本棚登録 : 39
感想 : 7
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レース中の事故が原因で頸髄を損傷してしまった多以良さん。その後遺症で体には麻痺が残り、そして脳機能障害も残った。
そんな多以良さんがリハビリの一環として始めたのがパン作りだった。お菓子作りが得意だった多以良さんは退院して五カ月後にはイベントに出店することができた。それがきっかけでパン屋さんを始める。
多以良さんが作るパンは食べた人、また食べることを待っている人に幸せや勇気をくれる。それは相手のことを想い、そして考えながら時間をかけて作ってくれているからではないでしょうか。もちろん奥さんの献身的な支えと理解があるからだと思います。そう、この天使のパンには物語がある。その物語も一緒に食べるから余計に美味しいのかもしれません。
今後も一人でも多くの人に天使のパンを届けてほしいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年6月1日
読了日 : 2014年5月29日
本棚登録日 : 2014年6月1日

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