1970年代記という副題があり概ねそういう感じ。石原慎太郎の景色とダンディズム。嫌いな人はあっさり嫌いといいそう。少し上の世代の人の憧れの世界みたいなの。こういう風に生きている人も未だにいる。今の世代はこういう風景をどう思っているのだろう。そう思うと面白かった。ある種の徹底がある。私はこうだ。というのがある。こういう世界を臆面もなく描いてみせるのも小説家の仕事かなと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年12月18日
- 読了日 : 2015年9月5日
- 本棚登録日 : 2017年12月18日
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