二巻にはモチーフがだぶっているような、似たような話が幾つかあります。一つのお話のバリエーションが楽しめるでしょう。
一巻に続き、示唆に富んだ寓話がもりだくさん。ものごころが付いた後に読むと、ちょっぴりビターな味わいを楽しめるかも知れません。ブラックユーモアに溢れているように思えますが、あくまで童話と銘打たれた小品集です。そこがグリム童話の妙なのかも?
高橋健二氏の着実な訳もよく冴えていると思います。
どれもこれも面白いですので、是非ご一読を。
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- 感想投稿日 : 2016年3月11日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年3月11日
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