流刑地にて―カフカ・コレクション (白水uブックス)

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本棚登録 : 218
レビュー : 25
制作 : Franz Kafka  池内 紀 
saori1211さん  未設定  読みたい 

チェコにあるカフカ博物館で大変興味を持った作品である。

「ここでは私たちの前に、場所が特定されていない、文明より遠く離れた熱帯地方に置かれた、恐ろしい拷問機械の詳細が浮き彫りにされます。

カフカの物語は、何か普遍に成りつつある、裁判のパラドックス的な拡大を予期したものとなっています。

刑執行を自治地域に命じることによって課される刑罰から司法は守られますが、同時に牢獄の形態が社会全体に広がっていき、末梢が近代都市の核に直接影響を及ぼす、管理・監視機構を創造していくことになるのです。」

ミュンヘンのギャラリーで行われたカフカの朗読会に参加していた知識人はショックを受け、3人の女性が意識を失ったという作品。

同博物館に公開されていた作品をモデルとした拷問機械とあわせて、開いてみたい。

レビュー投稿日
2012年9月15日
本棚登録日
2012年9月15日
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