登場人物がちょっとずつ絡み合ってて、まるでジグソーパズルのような本。
まとまりが全く無いようで、しっかり一つになる。
最後の最後まで全然気が抜けない。
メモしておかないと、誰がどんな人だったか分からなくなるくらい登場人物はかなり多かったけど面白かった。
この真梨幸子さんの作品は珍しくエグさがなくて良かった。
人間のぶっ飛んだ怖さを表現するのが、すごいなぁと毎回思う。
美緒の躁うつ病での壊れ方が、エグい表現より怖かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
真梨幸子
- 感想投稿日 : 2020年2月4日
- 読了日 : 2020年2月2日
- 本棚登録日 : 2020年1月31日
みんなの感想をみる