ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)

3.87
  • (810)
  • (1765)
  • (1101)
  • (84)
  • (15)
本棚登録 : 9994
レビュー : 1239
著者 :
sapphire-blueさん 映画・ドラマ等(専用除く・17~原作・関連本)   読み終わった 

【最終レビュー】

映画化原作本。

シリーズ・第4弾。図書館貸出。

*今作(第3弾)までのアーカイブ・既読レビュー

https://booklog.jp/users/sapphire913/archives/1/4048866583

前作(上記のラスト)の流れの続き

3.11が発生した頃からの物語。

消息不明だった、母親との再会。

今作は、江戸川乱歩にまつわる話が土台。

ある方の発したこのメッセージ

〈まだ、知らないものが、この世界にはいくらでもあるのよ〉

このメッセージに込められた

究極に究極を極めた

[江戸川乱歩~振り幅の広いスタイルの『作品の数々に秘められた世界観』]

隅から隅まで、ひとつふたつ、とことん、掘り下げられていく描写と重ね合わせるかのように

〈情緒的、深みある、ある乱歩コレクターの表と顔を持った人物像〉を通して

複雑な家族間の図と共に、古本の作品に隠された

〈トリックとミステリーの融合〉

栞子さんの視点を軸にしながら、普遍的かつ冷静に解き放っていく展開です。

同時に

大正~昭和の懐かしい、好奇心を注がれるアイテム

例えば、雑誌の付録についていたグッズ・特典(玩具・手帳等)だったりと

自身も幼少時、少女雑誌コミックについていた付録(ノート等の可愛いグッズ)

があった時、手にしていたのと同様、心理状態そのものは、至って変わらないなと思えたりもしながらも

乱歩の膨大な作品の未知の数々に

ただただ、言葉を失っていたといっても過言ではないこと。

つくづくと痛感したといえる内容でした。

ただ、進んでいく展開の歩が、今後、本格的に動き始めていく

『伏線』も幾つかあり

いよいよ

山場一歩手前といった雰囲気が、にじみ出てきた感じが表面化しつつ

後半の流れへ向かう様相です。

レビュー投稿日
2018年3月31日
読了日
2018年4月11日
本棚登録日
2018年3月31日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと...』のレビューをもっとみる

いいね!してくれた人

三上延の作品一覧

三上延の作品ランキング・新刊情報

ツイートする