平和構築―アフガン、東ティモールの現場から (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店 (2009年6月19日発売)
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感想 : 12
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元NHKディレクターによる、アフガニスタンと東ティモールをサンプルとした「平和構築」に関する研究と考察。

最近アフガン情勢に興味があること、それから著者がいま在籍している大学院が私と縁のある大学ということから読み始めました。
元々の職業柄だとは思うけれど、日本人でありながら今の混沌を極めるアフガニスタンの現地に入り、多くの一般民衆にアンケートを取ったというフットワークの軽さには敬意を覚えずにはいられない。

「Legitimacy(正統性)」という言葉の重さが良く分かった。
そして、アフガンにおいて日本の支援が高く評価されているということは、(著者の贔屓目に拠るところもあるかもしれないけれど)純粋に嬉しい。確かに、著者が提言するとおり、日本が「平和構築国家」としてのアイデンティティを確立させることは、世界にとっても、日本自身にとっても実りのあることだと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2009年10月18日
読了日 : 2009年10月18日
本棚登録日 : 2009年10月18日

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