この作品が世に出た頃、私はまだ小学生で、漫画誌など読ませてもらえなかった。タイトルだけ知っていたもののずっと未読だった作品。
ここに描かれているのは、形ばかりのBLなどではない。
ドイツ、寄宿舎、天使のように美しい少年達、どれをとっても日本の少女たちの日常とはかけ離れた、ファンタジー的異世界において、香りのようにたちのぼり、蒸留され純化される「愛」そのもののかたちである。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年2月27日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年2月27日
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