書き下ろし、SFホラー長編作 上巻。
日本の神栖66町に住む少女で、主人公・渡辺早季の手記という形で物語は進行していく。
終末を迎えた世界から数百年後の未来が舞台。
それは人間が呪力という魔法を操り、他の生物から神と崇められ、統制される世界だった。
早季とその仲間・瞬、覚、真理亜、守が学校の秘密や、八丁標という町の結界の外に出て遭遇する化け物達から、この世界の謎のヒントを得ていくうちに、統制された世界が恐ろしいシステムの元に成り立っていくことに気付いていく。
統制・管理された世界はどうなってしまうのか?
上巻はかなり前置きの要素が強いので、読み進めるのが大変でしたが、後半は一気に加速。
前半無くして、後半のスリル感は味わえません。
下巻は一気読みかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
貴志祐介
- 感想投稿日 : 2018年11月13日
- 読了日 : 2010年9月30日
- 本棚登録日 : 2018年11月13日
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