
内容(「BOOK」データベースより)
暮らしの核心は「何か特別なこと」にではなく、「特に何もしていない時」にある。ハレを追求するよりケの充実が重要なのだ。人生はありふれた行為の集積であり、住まいはその容器である。形や間取りをいくらよくしても、住意識が伴わなければ住み心地のいい住まいは実現できない。「ただ居るのが楽しい家」こそ理想の家だ。私性を重視し、日常の充実に価値をおく建築家が自らの仕事と暮らしの周辺を語る、ハウツーを超えた住宅原論。
目次
1 暮らしをめぐって
2 仕事場をめぐって
3 私の家
4 住むということ
- レビュー投稿日
- 2010年2月19日
- 本棚登録日
- 2010年2月19日
『住まい方の実践―ある建築家の仕事と暮らし (中公新書)』のレビューへのコメント
まだコメントはありません。
コメントをする場合は、ログインしてください。