イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

著者 :
  • 英治出版 (2010年11月24日発売)
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感想 : 282
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バリューの大きい仕事を、棚ぼたラッキーではなく、狙って成し遂げるにはどのような段取りで進めればいいのか。著者なりの、こんな段取りでどうすかね、というのが本書。

じこけーはつ本と異なって、気合と根性と精神論に逃げることなく、わりとマジに定型化を試みていて、すっげーな、すっげーぞ。

よいイシューの条件3「答えを出せる」は膝打ちな視点。現代のテクノロジーの限界で答えを出せない、人智の限界で答えが出せない、そういうのはやらない。

取り組むイシューの絞り込みに、whyではなくwhere & what & howだ!というのも新鮮。イシューの候補を、集合論というか領域のイメージで捉えてるのかな、から、whereだと書いてる風に読めた。これはちょろっとしか書いてないので、全然違ってるかも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Others
感想投稿日 : 2019年3月3日
読了日 : 2019年3月1日
本棚登録日 : 2019年2月28日

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