わりと「文法としてこう書ける」をガツガツ盛り込んであって、書けるとしても止したほうがよいのでは、とか、これが一般的なのか、などと少々困惑しつつ、そういうもんかと読んだ。
ずいぶん詰め込んであって、初心者向きかって言われるとなー。うーん。他のオブジェクト指向言語で、クラスだインスタンスだ継承だってあたりを使いこなせていたなら、この本はスルスル読める。
具体的に「止したほうがよいのでは文法」
- メソッドのキーワード引数とハッシュで渡せるやつ(p115)。これはどうするのが正解っぽいのかよくわからない。
- クラスメソッド定義の方法が複数あるし、どれも微妙感(p132-133)。スペースかタブかみたいなのと同じで、チームでどれかひとつの記法に決めるのがいいんだろう。混在するとマジ死ぬ。
- 演算子を再定義できる(p173~)。自前のクラスでも定義できるし、モンキーパッチで定義できてしまうし、組み込みライブラリのメンテ以外では余程のことがなければやめたほうがいいのでは。
- ブロック付きメソッドは利用に徹したほうが良さげ(p205~)。私の読解力が至らずではあるかも。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
Computer
- 感想投稿日 : 2019年3月18日
- 読了日 : 2019年3月18日
- 本棚登録日 : 2018年12月21日
みんなの感想をみる