とても面白かった。
ベトナム難民2世、ウイグル、台湾ひまわり学運などどれも今読んでも時勢に合う新鮮な話題で、筆者の先見の明に敬意!
ひまわり学運のときに筆者が感じた「情緒的な感情の揺れ」も興味深かった。
もちろん、記者はある対象に強い思い入れを持ちすぎると公正な取材・執筆ができなくなるし、常に冷静に観察することを忘れてはいけないと思う。駆け出しながら同じ職業についた私自身、それを日々痛感するし忘れてはいけないと思っている。
でも、そんな職業的倫理と、個人的な好意を抱くことって両立し得ないのだろうか?
自分の心から応援したいものに蓋をし、永遠に当事者ではなく傍観者であり続けないといけない。
一生何かにフルコミットできない。
もし記者の正しい生き方がそれであるのなら、一抹の寂しさが拭えないな。
駆け出しの若者として。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年2月22日
- 読了日 : 2021年2月22日
- 本棚登録日 : 2021年2月22日
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