日本に自衛隊が必要な理由 (oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年6月9日発売)
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感想 : 8
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鳩山内閣・菅内閣というダメダメ内閣にあって、著者は唯一といっても
言い安定した閣僚であったと思う。

しかも、防衛大臣の座に2年だ。民主党政権になって、同じポストを一番
長く続けた人ではないか?

野田さんも直紀さんではなく、北澤さんに引き続きお願いしておけば
国会であんなにいじめられなくて済んだだろうに。

あ、ダメか。菅直人寄りの人だもんな。「ノーサイドにしましょう」
つって、ノーサイドにはならなかったものな。

さて、本書である。未曾有の大災害となった東日本大震災での自衛隊
の活動に紙数の半分が割かれており、残り半分は日米安保の問題を
語っている。

自衛隊の活動については震災以降、様々なメディアで伝えられている
ので詳細には触れられていない。

しかし、防衛大臣としていかに自衛隊を動かすか。いかに信頼関係を築き、
危機に対応したかの大臣としての経験の記述は興味深い。菅直人擁護の
部分は不要だけど。笑。

そして、普天間問題で迷走する鳩山内閣の話は「ぽっぽ、本当に宇宙人
なんじゃないか?」と思わせる。

「鳩山前首相の発言というものはなかなか理解ができません。人生、
長く生きておりますと、時々とんでもないことが起きますが、私の人生の
中でも、一、二を争う衝撃的なことであります」

「抑止力は方便」と言っちゃったぽっぽについて衆議院予算会議で質問
された時の北澤さんのお答え。

ぽっぽには本当に苦労させられたんだねぇ、北澤さん。お疲れ様でした。

在日米軍問題について、個人としての考えと、政治家としての考えが
述べられており、概ね読み易く分かり易い。

大臣経験者がこいう本を書いてくれるのっていいかもしれないね。
マスコミの報道だけは分からないことがあるもの。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治・政治家
感想投稿日 : 2012年10月15日
読了日 : 2012年10月15日
本棚登録日 : 2012年10月15日

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