この本がきっかけで本が読めなくなり、この本がきっかけでまた本が読めるようになったという曰く付きの作品。
まあ別にこの本がどうというわけではなくて単にこっちの事情なんだけどね。
作者はお医者さんである。
なのでまあ病気に対しての描写がハンパないのである。
今まで色々同じような病に冒された人が描かれた作品を読んではいるが、コレに比べるとあまりに陳腐であったと気づかされる。
そこに関してはとにかくすごいのである。
作品自体も非常に面白かった。
そして吐きそうになりながら読んだ。
精神をえぐってくれた良作。
読み終わるのに3年かかったが読んで良かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年8月11日
- 読了日 : 2015年8月11日
- 本棚登録日 : 2014年11月16日
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