半島を出よ (上)

3.71
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本棚登録 : 1985
レビュー : 312
著者 :
satoshimoriさん は~ほ   読み終わった 

読みにくかった点として、登場人物が多すぎる。数えてませんが、全体を通して名前が出てくる登場人物がざっと50人以上はいたんじゃないでしょうか。上巻の中盤くらいまではそのせいではっきり言って読みにくかったです。

しかしストーリー自体は衝撃の一言。
実際に日本の一部に北朝鮮から反乱軍という何とも中途半端な立場の者たちが侵略してきたら本当にこういう展開になるんじゃないかと言う気がしてきます。及び腰な日本政府とそれを承知でそこに付け込む北朝鮮や諸外国。保身で頭が一杯の政治家や官僚たちとそのためにどんどんと抜け出せない深みにはまっていく状況。それに翻弄される福岡市民たち・・・。

北朝鮮国内情勢の描写がとてもリアルでそれにも驚きました。村上龍さんはそういった資料や情報はどこから仕入れたんでしょうね??全くの作り話と言うこともないでしょうし。入念に下調べをした上での作品なんだろうなと感じました。

かなり読了に時間を掛けてしまった作品ですが、読む価値のある一冊でした。

レビュー投稿日
2013年5月19日
読了日
2013年5月16日
本棚登録日
2013年5月19日
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