ロードス島戦記 炎の魔神 (2) (角川スニーカー文庫)

  • 角川書店 (1989年2月7日発売)
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感想 : 23
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砂漠の王国フレイムが舞台となる2巻。
フレイムの軍隊は全員が騎兵であるそうな‥
砂漠で馬‥砂丘ひとつ越えられません
歩けばなんとか越えられるかも‥走って越えるのは不可能

騎馬の民族って草原の民ですぜ歴史上の話
荒廃した土地に砂が吹いてるくらいのつもりなのでしょうか
全員騎兵って飼い葉はどうしてるんだろうそんな土地で
アラアラ無茶苦茶な設定だよ

騎兵であるどころか騎士だと書いてる
誇り高き部族が騎士道うんぬん言うかなぁ‥
傭兵上がりのカシューって設定からも騎士道はないと思うんだけど
砂漠で騎士の様相して馬に乗るの?
馬大変だよ‥
ランスとか構えて突撃してるし‥ランスというものを理解してない
気がします。砂漠でランス‥

相変わらず戦のシーンは戦術もクソもなかった
貴族なんて言葉も出てくるけど、物語には奴隷も登場しないし
まともな土地もないらしいフレイムという国で
貴族の特権ってこの国でなんの意味があるのだろう
とにかく設定自体に突っ込みどころ満載です

それをあえて除けば、面白い‥
大まかな物語はよくできていると思うんですけど

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年10月10日
本棚登録日 : 2009年10月10日

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