ロードス島戦記 火竜山の魔竜 上 (3) (角川スニーカー文庫)

  • 角川書店 (1990年1月10日発売)
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感想 : 18
3

この作者、
本当に精霊の設定や、おおまかな物語を作るのは上手なのに
惜しむらくは文章力と描写力、ありえない他の設定が立ちはだかる

税の徴収を拒む村に、派遣される兵士の数が少なすぎる
そんなわけねーだろ
100騎でも1000騎でも送るよ普通、戦争中だって構わんて
何度も追い払われてるのに
いまさら弓持ちの歩兵5人と傭兵二人で村に行きますよって話が不可思議千万!

そんな甘い国も領主もいるわけが無い
それにしてもスレインといい、敵の導師といい
作者が設定した『宝物』などの詳細を説明するだけで

戦いにおいてや、何かにつけての対策とか智者らしいこと一切しないね‥
相変わらずパーンとかは目の前でカシュー王呼んでるし
臣家の連中も‥陛下なし
おおまかな物語だけ作者が考えて
キチンとした作家がこれ書いたらすごくいい作品になるのに

とりあえず登場人物の行動と会話が違和感ありありです

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年10月10日
本棚登録日 : 2009年10月10日

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