幸せさがし

著者 :
  • 朝日新聞社 (2007年9月7日発売)
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感想 : 2

なんといっても最大の魅力は人間的な心の美しさだと思う。一緒にいて気持ちがよい。
勝ち組にならなくてもいい。でも負け組になってはいけない。人生に負けてはいけないのだ。幸せは勝ちと負けの間にある。
なるようになるさ、と考えるようにした。ユーモアを忘れないようにつとめた、どん底に落とされた気分になったがへこたれなかった。
生き方は一つではない。人生というゴールへ向かう道はいくつもあるはず。そのことに気がつけば人生なんてなんとかなるさ。
人を動かすには正直さと熱い心と失敗を恐れぬ行動力。速い決定、実行、修正の繰り返しを忘れないで。
目標を低めに設定することがコツ。できないことを目標に掲げないことが生き抜くことである。幸せであるためには目標を持たなければならない、目標を持ったら絶対に実現しなければならない、実現するまで投げ出さないこと、放りださないことが大事。
小さな夢をきちんと実現していく。繰り返しが大切。
辛いときはとにかく笑いを探す。くだらなくてもいい。下品だってかまわない。幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになるのだ。幸せは笑いの向こう側に必ずある。
ユーモアは心から心へつながります。
他人は成功した話を聞かされるときより、失敗の話の方が親近感がわく。笑いをまぶした失敗談は人と人のつながりをぐーんと強くしてくれる。あなたが失敗を上手に笑いながら語れるようになったとき、失敗はあなたが人生を生き抜くための大きな武器であることに気が付く。
幸せだから笑うのではない。笑うから幸せになるのだ。
とにかく生きる。生きていれば、いつか必ず生きててよかったと思うことはできるはずである。自分の命はできるだけ前向きに背負わされた厳しい運命があったとしても、それをぼくたちは乗り越えて生きていきたいと思う。生きていなければ幸せに出会えないのだから。そう信じて生きていこう。
自分はこうしたいという思いが達成できるといいな。そのためには、自分はどう生きたいのかと思うことが大切なのである。失敗をお知れるから人間は難くなる。体が硬くなれば、ますます失敗は多くなる。ミスしてもいいんだと思いこむ。自然にミスは少なくなる。それが人生の生き方と思ってしまえば、人生はうんと楽になる。失敗はいかせば幸せにつながるのだ。失敗をおそれないで。
幸せはつながりの中にある。人と人のつながりが大切。
本来、勉強は嫌なものなんかじゃなくて、夢とか未来とか苦しい境遇から脱出するためとか、素晴らしい世界へ連れて行ってくれる可能性を持つもの。勉強ができるって幸せ。勉強が人生を変える。人生を変えるチャンスはいろいろとあるが、勉強はそのうちの大事なひとつだ。
読書の中から多様な生き方があることを学べま、どんなに辛い人生でも、負けと思わず、意味があると思うことはできるのだ。いい本の中にそのヒントが詰まっている。
自分が誰かの役に立っていると感じたとき、へこたれないぞ、と思えるのだ。
へこたれない。しぬまでは生きているのだ。辛さや困難に負けない。あきらめないコツを見つけた。誰かのために生きると生きる力がわいてくるみたいだ。辛いときでも希望があれば耐えられる。きっと。希望と幸せはセットでやってくる。一度や二度しくじっても人生は手遅れではない。いくらでも乗り越えられる。これからが勝負。大逆転はいくらでもできる。間違いない。幸せはゆっくりやってくる。焦らないで。
過去がどうだとか、家柄がどうだとか、全く関係ない。欠点やハンディは誰にでもある。そんなことに気で負けてはいけない。心は暗示にかかりやすい、大丈夫大丈夫って言い聞かせる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方・人生
感想投稿日 : 2010年10月17日
読了日 : 2010年10月17日
本棚登録日 : 2010年10月17日

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