人が絶対的な価値や行動の規範を失ったとき、よりどころとなるのは最終的に、自分がどうであるか、ということ。他人がどうであれ、自分は何をよしとし、何をダメとするのかというはっきりとした自分の範囲を持たないものは他人の判断をあてにしたがる。君が君であるため、だのそのままでいいだの、という無責任な言い方に何のひっかかりも抵抗も感じない、むしろ甘い自分工程間を感じる人はなんなんだろう。
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2014年11月30日
- 読了日 : 2014年11月30日
- 本棚登録日 : 2014年11月30日
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