村上春樹と一九八〇年代

  • おうふう (2008年11月10日発売)
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私が村上春樹を読みだしたのは1989年、まさに1980年代最後の年。おもに読んでいたのは1990年代。1980年代はまだ子供だったから。

死は生の対局としてではなく、その一部として存在している。これは村上春樹の名言だが、インド哲学と通じるものがある。

認識ひとつで、世界は変化するものなのです。世界はたしかにここにこうして実現しており。しかし現象的レベルで見れば、世界とは無限の可能性のひとつにすぎんです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 村上春樹
感想投稿日 : 2010年7月25日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年7月25日

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