解離性障害: 「うしろに誰かいる」の精神病理 (ちくま新書 677)

著者 :
  • 筑摩書房 (2007年9月1日発売)
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本棚登録 : 299
感想 : 24

解離性障害の人は、洋庄司から大人しく自己主張しないことが多い。
・健忘
・離人
・疎隔
・同一性変容
・同一性混乱

周囲に対しする視覚の変容で特徴的なのは、周囲の世界が遠ざかったり、逆に迫ってきたりするといった感覚である。
すごく空想が出てくる。頭の中にビデオのようないろんな映像ができて収拾がつかない。脈絡なく出てくる。浮かんでくる記憶が本当にあったことなのかわからない。想像が想像を生んでいく。
解離性障害の患者の多くがうつ状態を呈する。疲れやすい、だるい、憂鬱など、患者の90%がうつ状態を訴える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 精神医学
感想投稿日 : 2010年11月7日
読了日 : 2010年11月7日
本棚登録日 : 2010年11月7日

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