現状では心の内容を客観的に観察することはできない。しかし私たちは自分の心の中に起こる事象については熟知している。
自然科学が研究の対象とする世界において、そもそも心とは何かという、心という実在の位置付けがはっきりしていない。
心はそれぞれの人にとって、私の心でしかない。つまり心を科学の対象にしようとしたら、実は私という視点そのものも何等かの形で科学で記述できるものにしなければならない。
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カテゴリ:
脳科学
- 感想投稿日 : 2013年5月3日
- 読了日 : 2013年5月3日
- 本棚登録日 : 2013年5月3日
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