日本の国防――米軍化する自衛隊・迷走する政治 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2012年1月18日発売)
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感想 : 11

総括的でありながら平易で、これから防衛問題を知ろうという人にも絶好の書だろう。とかくこの組織や政策を巡っては様々な立場の人がいるが、著者は特定の立場に偏っていない。なお、2012年1月に出たばかりの本だが、普天間移設の停滞を背景に「自衛隊の任務・役割の明確化や在日米軍再編計画の改定を視野に、日米が新たな協議を始める時期が到来したと私は受け止めている」とある。実際に2月から在日米軍再編の見直し協議が本格的に始まっている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本
感想投稿日 : 2012年2月29日
読了日 : 2012年2月29日
本棚登録日 : 2012年2月29日

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