ソウルの各25区を東京の23区になぞらえて説明。やや強引なこじつけかと思う部分もなくはないが、理解は深まる。都市計画からの成り立ちの解説でもあればと思ったが、そういう学術的な本ではない。
龍山区=港区、という区レベルでも、北村韓屋村=麹町・番町のお屋敷街、という街レベルでもなるほどと思う。ソウルで観光地がない区には行ったことがなくイメージが湧きにくいが、大都市である以上、東京と同様にニュータウンも工場街もあるのは当然か。またソウル大が、所得額の低さやかつてのスラム街から足立区にたとえられている冠岳区にあるのが意外だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
朝鮮半島
- 感想投稿日 : 2021年3月15日
- 読了日 : 2021年3月15日
- 本棚登録日 : 2021年3月15日
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