としみつ (講談社文庫 み 5-3)

著者 :
制作 : 宮城まり子 
  • 講談社 (1981年8月1日発売)
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としみつにとって、まり子さんは、お母さんで、先生で、恋人で、妹で、一人の女の人で、歌手で、画家で、…「まり子」にはいろんな意味がいっぱい詰め込まれている。
そしてまり子さんは、いろんな立場になって、としみつの手紙にお返事を書いている。それはもう、「まり子」流の愛し方で、他の誰も真似できない。二人にしかできない方法で結びついて、それは蚕の繭のような、そんなイメージ。
としみつの書いた絵もたくさん載っている。寂しい色を持っている、そんなようなことをあとがきでまり子さんが書いてたような。ぽかりと温かい色、だけどどこか空洞な感じもする。まり子さんが絵にはよく出てきて、としみつにとってまり子さんがどういう存在なのか、ってのを感じた。

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感想投稿日 : 2007年6月24日
本棚登録日 : 2007年6月24日

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