怪談・奇談 (講談社学術文庫)

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本棚登録 : 240
レビュー : 27
著者 :
制作 : 平川祐弘 
Kさん 日本と文化   読み終わった 

日本の昔の説話を再話した物語が収録されており、
さらにこの本では、原拠となった話との相違の解説、
三十篇の原拠と推定される原話本文が掲載されている。

小林正樹監督の映画『怪談』は、
この原作にぴったり沿っているのがわかった。

どれも物語として大変面白かった。
「策略」という話は機転が利いていて心に残った。

具体的な歴史上の人物が登場する話もある。
「青柳の話」では、細川政元が、「菊花の約」では尼子経久が、
「果心居士の話」では織田信長や明智光秀が登場する。
「伊藤則資の話」では、過去の人物としてであるが、平重衡に言及がある。

「菊花の約」はなんとなく衆道を感じさせる。

「薄明の認識」では、怪異と思えた床のきしみを、
気温の変化によるものだと考えた小泉八雲さんに共感する。

レビュー投稿日
2013年6月24日
読了日
2013年6月24日
本棚登録日
2013年6月24日
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