「永遠のゼロ」の小説で‘戦争’の本を読もうと思っていたところへ、この本が飛び込んできた。
早速ネットで購入。
一郎と次郎、そして戦後50年たってからのしのぶとさち。。。
アメリカで決意を決めて‘農場’を大きくすると決めた長吉、苦難を乗り越えて軌道に乗ったと思ったら第二次世界大戦だ。
一郎は戦争にでて、次郎は家族を守っていく。
外交官の娘であるしのぶもアメリカに残り、懸命に生きていく。
農場でできた野菜の描写は綺麗で、心が洗われる。
そして広大な農地で耕す姿は、自給自足を忘れてしまった日本人の心にぐっときた。
風景が目の前に浮かぶ。
まだまだ頑張らなければいけないと感じさせる一冊だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2010年11月18日
- 読了日 : 2010年11月18日
- 本棚登録日 : 2010年11月18日
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