すべてがFになる (講談社文庫)

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本棚登録 : 17826
レビュー : 2340
著者 :
sawakongさん 面白い   読み終わった 

おもしろかった!
これドラマっていうよりも、一本の映画にしちゃった方が良くないか!?っていうくらいの濃い内容と情報量。研究者しながら書いたなんて、天才は登場人物なんじゃなくて、作者じゃないかな?と感じる程に作り込まれていて、著者の頭の良さを存分に感じさせる。

工学用語はわからなくても読める。わかったら、もっと面白いだろう。
驚くのは、これが20年弱も前の小説であること。古くささも違和感もギャップも何もない。IT関連に関しては色々違いはあるんだろうけど、文系の私にとってはケータイとかスマホとかが出てこないだけ。声や指紋の認証システムで全部管理されているような施設での事件。むしろ今よりももう少し先の未来の建物のように感じるし、ポケベル(これくらいの世代だったよね??)なんて年代物も出てこないので、本当に違和感なく読める。
最後まで全貌が見えないし(あいつ怪しいっていうのは直感で感じてたけど)、長いけど、飽きる事もなく読めた。自分で推理するのは難しい話だから、目から入って来る情報をただただ受取るのみなんだけど、中だるみしないから不思議。

さて、ドラマ化と云う事で長らく積読されていた封を解いたが、何と後9作品もシリーズが続くということが今更ながら判明。なかなかエネルギーのいる本だったから、読破には時間がかかりそうだ。更にシリーズを越えて真賀田四季は見え隠れするそうなので、長く楽しめる作品となりそうで、楽しみ。急がずゆっくりと読んで行きたい。

レビュー投稿日
2014年10月26日
読了日
2014年10月26日
本棚登録日
2014年10月26日
4
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