獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)

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本棚登録 : 5034
レビュー : 491
著者 :
sawakongさん エンターテイメント!   読み終わった 

とても壮大なファンタジー。

私が今まで読んだどんなファンタジー小説よりも、リアルだ。
これほどまでに、細部に渡って緻密に作りこまれているものを読んだ事はない。
国、政、王獣規範、それを生む事になった歴史。ディティールの細かさと、そしてその表現、全てがこのリアルさを生む要因だ。

特滋水、音無し笛、王獣との距離を縮めないように巧妙に造りこまれた王獣規範。なぜ規範が定められたのかが分かった時、物語の真髄に触れる事ができる。

読み易い、そして豊かな表現の文体も魅力的だ。
情景が脳内に広がるのを感じる事が出来る。
まるで私も王獣と共に光を浴びた様な気分になり、闘蛇の匂いをかいだ気がした。

後2冊と外伝。またこの感覚を味わえると思うと歓びを感じる。
本来ならここで終りの所、続編を描いて下さった作者に、本当に感謝している。

レビュー投稿日
2015年5月12日
読了日
2015年5月12日
本棚登録日
2015年5月12日
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