- 女盗賊プーラン (下巻)
- プーラン・デヴィ
- 草思社 / 1997年2月1日発売
- 本 / 本
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愛を知ったプーラン。だが、愛し合った人は裏切りにより死んでしまう。更なる復讐のために、権力と社会に真っ向から不器用に戦いを挑む。無学であることがどういうことか、身分、性による差別の凄まじさ。そしてそれが当たり前の世界。大学でインドについて勉強してきたが、これほどインドの実情をわかり易く、悲しみと怒りで表現し、第三者に伝わり易く書いた書物を知らない。
2011年2月23日
- Dr.キリコの贈り物
- 矢幡洋
- 河出書房新社 / 1999年4月1日発売
- 本 / 本
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ここまで鬱の心理をわかり易く、鮮やかに表現した書始めて。実際に起こった青酸カリ販売、服毒事件。当事者周囲への緻密な取材から書かれた事件の背景。だが、最後の筆者の言葉で安易な同情で読後感を終わらせない工夫もしてある。
2011年2月23日
- 女盗賊プーラン (上巻)
- プーラン・デヴィ
- 草思社 / 1997年2月1日発売
- 本 / 本
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カーストによる差別、陵辱、虐待、餓え、それがプーランの世界であり、周りの大人たちにとっての当たり前であった。そしてそれを不満に思い、疑問を抱き、ただただ復讐を誓っていく少女プーラン。すさまじい現実。一気に上下巻読み切ってしまいます。
2011年2月23日
- 犬たちの隠された生活
- エリザベス・マーシャルトーマス
- 草思社 / 1995年1月1日発売
- 本 / 本
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人間の介入を必要最小限にし、自然に暮らす犬を観察することで、如何に彼等の感情が豊かで厳格なルールの元に犬社会が成立しているかを、愛をもって描かれている。著者の愛と好奇心に満ちた観察眼で描かれる犬たちの姿は、視覚や嗅覚をも刺激する。
2011年2月20日
- 本を読む本 (講談社学術文庫)
- モーティマー・J.アドラー
- 講談社 / 1997年10月9日発売
- 本 / 本
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本の読み方とは本来、成長や教育過程で自然と身につけるものであるが、この本はそこから更に発展した真に本を読む方法を提示する。点検読書、分析読書は読書家であれば既に自然と身につけているだろう。著者はさらにシントピカル読書という、真に本を読んだ、知識を身につけたと言えるレベルになれる読書法までを簡易な文で紹介している。
2011年2月20日
- バカ姉弟 (1) (KCDX)
- 安達哲
- 講談社 / 2002年6月4日発売
- 本 / マンガ
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絵がかわいい!バカ姉弟がかわいい!
起承転結があるようなないような作品なのに、はまってしまう。
のんびりとしていて、ウフフと笑ってしまう二人の日常が最高に素敵!
2007年8月24日
- バカ姉弟 (2) (KCDX)
- 安達哲
- 講談社 / 2002年12月4日発売
- 本 / マンガ
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絵がかわいい!バカ姉弟がかわいい!
起承転結があるようなないような作品なのに、はまってしまう。
のんびりとしていて、ウフフと笑ってしまう二人の日常が最高に素敵!
2007年8月24日
- バカ姉弟 (3) (KCDX)
- 安達哲
- 講談社 / 2004年3月4日発売
- 本 / マンガ
- 購入する
絵がかわいい!バカ姉弟がかわいい!
起承転結があるようなないような作品なのに、はまってしまう。
のんびりとしていて、ウフフと笑ってしまう二人の日常が最高に素敵!
2007年8月24日
- バカ姉弟 (4) (KCDX)
- 安達哲
- 講談社 / 2005年4月5日発売
- 本 / マンガ
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絵がかわいい!バカ姉弟がかわいい!
起承転結があるようなないような作品なのに、はまってしまう。
のんびりとしていて、ウフフと笑ってしまう二人の日常が最高に素敵!
2007年8月24日
- バカ姉弟(5) (KCデラックス)
- 安達哲
- 講談社 / 2007年1月6日発売
- 本 / マンガ
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絵がかわいい!バカ姉弟がかわいい!
起承転結があるようなないような作品なのに、はまってしまう。
のんびりとしていて、ウフフと笑ってしまう二人の日常が最高に素敵!
今回は大人になった二人が登場。相変わらずなのね。
2007年8月24日
- 無名 (幻冬舎文庫)
- 沢木耕太郎
- 幻冬舎 / 2006年8月1日発売
- 本 / 本
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著者の父の死を見つめて、彼と父との関係や思い出、無名の個人の死を描く作品。
元々繊細な文章も多い著者だが、今回は特に繊細。普段はワイルドでダンディで繊細な著者の作品を楽しんでいるだけに、今回の作品は繊細すぎて食傷気味。ただ、男同士の関係、父と息子の関係はこういう世界なのか…という新鮮さはある。
2007年8月24日
- テロルの決算 (文春文庫)
- 沢木耕太郎
- 文藝春秋 / 1982年1月1日発売
- 本 / 本
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沢木耕太郎という作家を初めて知った本。
衝撃を受けた。自分の世界とは全く違った世界を(しかもそれが史実であるということ)知り、更に「男」の視点から見た「男」の世界・社会を描いている。
史実にも衝撃を受けたが、彼の持つ独特の社会を見る眼にも衝撃を受けた。是非読むべき!
2007年8月24日
- 屋久島の不思議な物語 世界自然遺産の島
- 松田高明
- 秀作社出版 / 1997年7月1日発売
- 本 / 本
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屋久島旅行中、台風でホテルに缶詰になったときに購入して読んだもの。著者の幼少期の体験や親類の体験をまとめたもの。屋久島の昔話を知りたくて手に取ったものの、文章の稚拙さに苦戦。ときおりゾッとするような話もあったり、屋久島の人々の信仰や風習、生活を垣間見ることができるのだが、文才がちょっと…なので読むのに苦戦したり、いまいちわかりにくい部分もある。
2007年8月24日