何巻か読み進めましたが...相手が寺の坊さんという設定は斬新だけと、…こんなに煩悩まみれのままでよくぞ得度出来たもんだ、というぐらい殆どストーカー。
仏教徒としての思慮深さが欠片もなく、ただ目の前の女性に執着しまくり。せっかく「お坊さん」だからこその魅力を見れるのかとちょっと期待したのに。本物のお坊さんたちにも失礼な気が。
後、法衣を着たまま乳繰り合うなんて…神仏に仕える身とは何なのか、作者が何にも知らないことが伺えます。
これなら、成金コンプレックスのお坊っちゃま(漢字だけは同じ「坊の字」だが)にそのまま法衣を着せただけでストーリーにぶち込んだような無理矢理感に抵抗を覚えます。
単に、「一途に想いを寄せられる」という設定に萌えたいだけなら、読んで結構楽しい…かも。
それにしても主人公の女性...これがモダンな女性像なんでしょうか。節操なさすぎ。
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- 感想投稿日 : 2015年8月21日
- 本棚登録日 : 2014年6月28日
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