全巻読了。一気に最後まで読みました。
ヨシキ、カイト、未果子、それぞれが裏の顔をもつ三人の依存的三角関係の絡み合い。
三人の倒錯的趣向の心理的根源は何なのかが、絶妙な量で開示され続け、読者を釘付けに。
時に心理学の教科書通りに作ったような作品があるが、これは「王道を外れない意外性」というか、あり得ない話のようでいて、リアルさを欠いていない。
凄い作家さんが居たものです。
本来は★五つ以上(!)の作品ですが、登場人物の生々しいエゴを見せつけられて、読んでる最中常に「不快感」がつきまとった。読む人を選ぶかも。なので、★四つに。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画〔少年・青年〕
- 感想投稿日 : 2015年3月11日
- 読了日 : 2015年3月11日
- 本棚登録日 : 2015年3月11日
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