華族ファミリーのさまざまなスキャンダルについての本。
明治の元勲、大名家、公家、軍功労者などで構成された名家の一門につらなる人々の、相続、姻戚、その他事件醜聞の数々。
ワイドショー的に面白い!
女中や運転手と身分違いの恋とか、家督のプレッシャーとか、共産主義に染まって反逆罪とか、成金との政略結婚、などなど、社会的身分やタブーの存在でドラマがさらに面白くなっている気がする。
特権階級でありながら金策に苦労したり、一族に問題を起こす者がいると爵位取り消しとか、苦労の絶えない皆様である。
松方家、岩倉家、滋野家、相馬家、土方家などは小説かドラマにすぐにでもできそうである。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年12月15日
- 読了日 : 2019年12月15日
- 本棚登録日 : 2019年12月15日
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