おっぱいの科学

  • 東洋書林 (2013年8月1日発売)
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感想 : 10
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男も女も子供も大好きおっぱいの魅力の話から、乳がんの話へと展開される。
性誘惑のためおっぱいは発達したのではなく、哺乳のために発達したというあたりの話は面白かった。
環境と遺伝子は相互作用しているという今どきの理論にそって、化学物質の危険性などがパーセンテージで示されている。(実数は不明)
ジャーナリストということで浮ついた文体で読みやすいが、後半はほぼ乳がんの話でちょっと疲れた。
マンモグラフィーが世間話に出るようになってから10年くらいだろうか。
マルコムグラッドウェルも効果が怪しいと書いていたが、科学の世界は変化が激しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 神経科学、心理学、他
感想投稿日 : 2013年12月1日
読了日 : 2013年12月1日
本棚登録日 : 2013年12月1日

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