生命はどこから来たのか? アストロバイオロジー入門 (文春新書 930)

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年8月21日発売)
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感想 : 10
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生命はどこから来たのか? 宗教観とも関わることで、かつてはこれを追求すれば火あぶりの刑になるほどのものだったという。
システム(動的な平衡をもった)があれば、そこに生命の存在する可能性があり、他の天体にもそうしたシステムは見つかっていて、地球にしか生命がいない、ということは恐らくないのだろう。冒頭の赤い雨、にワクワクしながら読み進めると、話がアッチコッチに(そのアッチも、コッチも、面白いのだけど)いき、楽しみにしていたもう一つの赤い雨は、書けないこともあるのだろうけど、ちょっと拍子抜け。
しかし本当に夢と探求がいっぱいの学問で、楽しみに見守りたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 4 自然科学
感想投稿日 : 2013年10月15日
読了日 : 2013年10月15日
本棚登録日 : 2013年9月29日

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