エネルギーの科学史 (河出ブックス)

著者 :
  • 河出書房新社 (2012年10月11日発売)
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本棚登録 : 76
感想 : 7
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エネルギーは、経済問題や外交・安全保障問題として捉えられがちですが、この本にはそういうものを超えた、エネルギー。

末尾の分を引用します。「エネルギーというテーマを聞くと、往々にして、実用化された動力源としての側面だけに関心が向けられがちである。しかし、本書をとおしてみてきたように、エネルギーとはそれらをも含め、宇宙全体についての認識と深くかかわる根源的かつ包括的な課題なのである。」

ものごとはつなげて考えると圧倒的に面白い。学校でならったようなことから、暗黒エネルギーの話まで。学校の勉強を思い返しつつ、面白くって、こういうことなら暗記したいなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 5 技術
感想投稿日 : 2012年12月11日
読了日 : 2012年12月11日
本棚登録日 : 2012年11月10日

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