新装版 えをかく (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社 (2003年3月25日発売)
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本棚登録 : 159
感想 : 17
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白い紙の上に描き出されていくひとつの世界を、谷川俊太郎の詩と、長新太の絵が語る。
まず空や太陽や星といった自然物が描かれ、次に人間とその生活が描かれた後、詩と絵は実在からはなれて「ゆうべのゆめ」を描き出す。その、どこか遠いところにある悲しみの描写から、夢の続きででもあるかのように、祭りが描かれ、生活の夕暮れと老いが描かれ、不意に、ひとつの世界が閉じる。そして新しい世界が描かれ始める。
詩はもちろん良いけれど、鮮やかで生命力に溢れた絵が、描かれた世界の存在感を増している。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2017年8月20日
読了日 : 2017年8月20日
本棚登録日 : 2017年8月20日

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