次巻以降で本格的に描かれる劇『二人の王女』、そのオーディションにおいて、遺憾なく発揮されるマヤの天才性が見所。
短い台詞を読み上げるというだけの課題をひとつの劇に仕立てること、パントマイムの動きを用いて何もない空間に情景を描くこと、他の役者と呼吸を合わせ、時にはわざと外すこと…これまでマヤが積み上げてきたものが開花し、どん底からの逆転の場面を盛り上げている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2017年8月9日
- 読了日 : 2017年8月8日
- 本棚登録日 : 2017年8月9日
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