里山のヤママユ: ヤママユが紡ぐ緑の宝物 (ふれあい写真えほん)

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  • 小学館クリエイティブ(小学館) (2017年2月21日発売)
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感想 : 2
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ヤママユの一生と、ヤママユの繭から絹糸(天蚕糸)を取る営みを描く写真絵本。

ヤママユの終齢幼虫は、何度見ても目を惹きつけられる。顔はグロテスクとも言えるはずなのだが、脚はまるで赤子のよう。
成虫は、雄の触覚がやはり格好良い。
そして束ねられた絹糸の緑が美しかった。

繭から絹糸を取ることで、ひとがヤママユを殺しているということを、柔らかい言葉でとはいえ、子どもの読者に伝えているところも、真摯で良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2017年4月22日
読了日 : 2017年4月22日
本棚登録日 : 2017年4月22日

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