しばらく前に読了。「プラネタリウム」の続編。
前作に続き、こちらも4篇の短篇連作。「プラネタリウム」のその後が垣間見える部分もあるけど、基本的にこれだけ・一編だけでも読める。相変わらずハッピーエンド主義ではなく、もやっとする中途半端な終わりのものもけっこうあるので、やっぱり好みはわかれそう。解決を描くより、まず声にならない声を形にすることが第一義なのかな。
見えない身体の膨張とか、脱皮とかのファンタスティックな要素への移行の仕方が面白い、かも。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子どもの本
- 感想投稿日 : 2015年11月2日
- 読了日 : 2015年10月20日
- 本棚登録日 : 2015年11月2日
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