ら・ぶかにすと で購入。
読んだことのある詩もいくつかある、高橋源一郎訳の詩集。
訳は好きなのだけれど、装画があまり好きじゃない。
カラーイラストが特に意味が分からなくて、「トントン大相撲セット」とかもうぶち壊し……。
本文印刷の方はズレやにじみが味になっている。
特に好きな詩は
ロメオとジュリエット
冬は正味6.75オンス
友なる電球
ただそれだけのことだよ
馬鹿だねえ
女の子には詩が必要なんだ
なにもかもが完璧な気がしたので
1969年、4月7日
脅えた蟻がこわごわきみの様子を窺っている
動詞の過去形のチャンピオン
哀れな朝の光よ、きみは夜明けを待ちたくなかったのだ
ついにぼくときみは
タイトルだけ羅列したらひとつの詩のようになった。
フォークソングのよう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
詩集
- 感想投稿日 : 2015年4月3日
- 読了日 : 2015年4月3日
- 本棚登録日 : 2015年4月3日
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