原文の問題なのか、訳の問題なのか、ページ数のわりにさらりと読める本ではない。抽象的な展開が多いのも一因かもしれない。しかし、その抽象性ゆえに自分のことにも思い当たるところがあり、はっとさせられることしばしばであった。良い本に出会ったと思っている。
彼は、とかく自由になれ!自由になれ!と説く。奮闘努力からも、意志からも、選択からも自由な、限りなく豊かな人生があるのだと説いている。
また、私たちの精神や心を形成するような影響力や圧力に隷従することなく、目覚めていなさい!目覚めていなさい!とも繰り返し説いている。
繰り返し味わい、咀嚼していきたい一冊だ。
「深い静かな生活なしには、全ては空しいのです。」J.クリシュナムルティ
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- 感想投稿日 : 2018年10月20日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2018年10月15日
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