日本で最も尊敬されておられる現存の方のひとりが日野原重明氏です。たまたま乗り合わせた飛行機ハイジャック事件での毅然たる落ち着いた振る舞い、地下鉄サリン事件直後の多くの命を救った聖路加病院長としての陣頭指揮、文化功労賞や文化勲章受章後も、加齢者に自ら生きがいをつかむための諸活動をされておられる氏の著書の一つです。生の意味、病の意味、苦と死の受容など、深く豊かな世界が展開されます。(レビュー者:聖学院大学:阿久戸光晴学長)
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カテゴリ:
福祉(学長推薦)
- 感想投稿日 : 2011年1月14日
- 本棚登録日 : 2011年1月14日
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