読書と人生 (新潮文庫 み 5-3)

著者 :
  • 新潮社 (1974年10月1日発売)
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本棚登録 : 83
感想 : 14
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中学の課題図書で読んだ、読まされた「人生論ノート」
なんだかむずかしいイメージが定着して、なかなか手の伸びない作者だったけれど、カバーにある「-日本ファシズムに抗し、無法な拘禁の下に獄死したー」に興味をそそられて。単純だね。

相変わらずむずかしく、知らない専門用語があちこちに出てきたけれど内容ある1冊。
「原典を原書で」
この言葉はアメリカに来てから身にしみたもの。
翻訳小説は退屈で嫌いだったのだけれど、英語で読んでみるとおもしろい。文章にかかれていないビートを感じることができる。

あと、西田幾太郎の横顔を描いた『西田先生のことども』も好きだ。

ありがとう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年5月10日
読了日 : 2011年5月10日
本棚登録日 : 2011年5月10日

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