海辺のカフカ〈下〉

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本棚登録 : 3827
レビュー : 317
著者 :
seismanさん 小説   読み終わった 

私にとっての「初・村上春樹作品」の下巻。

自分にこの本をお勧めしてきた人は「高校生の頃に筒井康隆を好み、池澤夏樹の一冊をお勧めの本に挙げる」人物。「池澤夏樹の作品と似てるとこがあるかも」という流れで出てきたのが村上春樹で、「あえて一冊読むならどれですか?」と尋ねて、返ってきたのがこの一冊だった。

読了後感じたのは「自分はSFが好きで、この作品もSF作品の1つとして読んでいるんだな」ということ。SFという『夢のような世界』を使うことで、いつも眺めていながら見えてなかったり見て見ぬふりをしている現実の諸問題を照らし出す、そういう作品群が好きらしいし、『海辺のカフカ』のそういう読み解き方ができる一冊なのかな、と感じた。

現実を見ることを諦め夢に逃げた人物と向き合うことを通して、己の現実と向き合う主人公たちを描いた一作。

レビュー投稿日
2017年2月26日
読了日
2017年2月26日
本棚登録日
2017年2月26日
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