瓶詰地獄

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本棚登録 : 279
レビュー : 31
著者 :
世界線さん  未設定  読み終わった 

読了後になぜか鳥肌がたちました。閉鎖された空間で時間を共にしていくうちに、兄妹という関係が壊れていきそうな予感を感じつつも、必死にそれに逆らおうともがき苦しんでいる様が、とても短い文章の中に書き表されていました。自分の欲望が罪深いと分かっていながら、自殺してしまえば妹が悲しむと分かっているため、どうすればいいのかわからないという板挟み状態に苦しんでいる様子が、彼の言動から伝わりました。さに題名のとおり「瓶詰地獄」だと思いました。彼らはお互いを想うあまりにこのような苦しみにあいましたが、一緒に自害を選んだというには、彼らにとっては一番幸せな選択だったのではないかと思いました。しかしもっと他に選択肢はなかったのだろうか、と同時に思いました。

レビュー投稿日
2019年12月30日
読了日
-
本棚登録日
2019年11月11日
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