非常に面白い本です。SF小説ではありながら、ストーリーの中身は哲学的思想的な内容であり、人類発祥となる太古の時代にまで遡ぼります。少し宗教チックなストーリーとなっていますが、時間旅行と著者は言っておりますが、意識を無意識層にまで広げ、そこから過去の時代まで内的鑑賞を行い、太古の時代の文明、あるいは人類の先祖の発祥の元となる太古の人類にまで無意識層の中で実際に見ていき、その内容について論じると言うものです。この本は人類が未来になさねばならない尊い崇高な目的や方向性、あるいは進化していく方向を示唆している本であり、小説の面白さもありながら哲学的思想的に考えさせられる内容ともなり、読み応えがある本ではありますが、内容が面白いために一気に読むことができます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月24日
- 読了日 : 2023年4月24日
- 本棚登録日 : 2023年4月24日
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